月経前症候群(PMS)の対策

月経前症候群(PMS)の対策

心配しすぎないでくださいね。すべての女性が月経前症候群(PMS)に悩むわけではありません。また、月経前症候群(PMS)の場合でも、その症状は軽いものから重いものまで様々です。ただ女性によっては、月経前症候群(PMS)が生活に深刻な影響を及ぼし、人間関係や仕事、学校での成績、健康全般が損なわれてしまう場合もあります。また、思春期や出産、流産、あるいは避妊薬の変更にともなって症状が重くなるということもあります。

月経前症候群 (PMS) の改善法

PMSの症状がほとんどないという女性もいますが、そうでない場合は、PMS対策として次の方法を試してみてください。

  1. 1日3食とるのではなく、量の少ない食事を6回とりましょう。 頻繁に食事をとることで、血糖値が安定し、症状の改善に役立ちます。
  2. 脂肪、糖分、塩分の摂取を減らしましょう。
  3. カフェインやお酒の量を減らす、もしくは全く取らないようにしましょう。
  4. 全粒穀物製品や豆類、玄米、レンズ豆などの、複合炭水化物を食べましょう。 カルシウムが豊富な食品も効果的です。
  5. 定期的に有酸素運動をしましょう。 気分が晴れ、夜ぐっすり眠れます。 軽いストレッチも月経痛等、月経時の症状の緩和に役立ちます。
  6. 毎晩、8時間以上の睡眠をとります。週末も含め、規則正しい睡眠を習慣づけていると、気分の浮き沈みや疲れやすさの軽減につながります。
  7. ストレスをためないようにしましょう。ストレスは症状を悪化させます。好きな音楽を聴く、公園を散歩する、入浴でリラックスする、瞑想やヨガを試すなど、自分のための時間をとりましょう。
  8. 医師や専門家が薦めるサプリメントを試してみましょう。医療機関では、症状を緩和するために、カルシウムやマグネシウムのサプリメント、またはビタミンEの摂取をすすめることがあります。
  9. セルフヘルプやサポートグループに参加しましょう。
  10. もしこれらの対策を試しても効果がない場合は、医師に相談して月経前症候群(PMS)の治療を受けましょう。月経サイクルカレンダーや食事についての記録を持参し、服用している薬剤、市販薬、ビタミン・ミネラルのサプリメントがあれば、それも伝えましょう。

鎮痛剤

月経前症候群(PMS)の症状に関連するひどい痛み(例えば、腰痛や腹痛、胸の圧痛など)には、アスピリンやイブプロフェンなどの鎮痛剤、または他の非ステロイド系抗炎症薬が処方される場合があります。

ホルモン療法

医師によっては、ホルモン療法を薦めることもあります。症状を緩和するために、ピルなどのホルモン避妊薬を処方します。ただし、これにより症状が改善することもありますが、症状が変わらない、あるいは悪化するというケースもあります。また、卵巣や排卵の働きを抑制する薬を使用するホルモン療法もあります。

抗うつ剤

月経前症候群(PMS)の症状が重度であれば、抗うつ剤が効果を発揮する場合もあります。現在では、重い症状の治療には、セロトニン剤がよく使われています。また、抗うつ剤の代わり、もしくは抗うつ剤との併用で、認知行動療法が行われる場合もあります。ほかに、ケースによっては、光線療法も効果を発揮します。

その他の医薬品

塩分を制限していても体重が大幅に増えたり、脚や足首にむくみがある場合は、利尿薬が効果的です。重度の不安感がある場合は、抗不安薬が処方されます。胸の圧痛がある場合は、ブロモクリプチンを使うこともあります。

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