今月の特集   第2回ハッピーサイクルフォーラム開催!
パネルディスカッション「もっとハッピーサイクルにするために」
写真左より、荒木さん、田中さん、宇津木さん、野田さん
△写真左より、荒木さん、田中さん、宇津木さん、野田さん
参加者
▼コーディネーター
荒木葉子 さん
 (産業医、ウィスパーハッピーサイクルフォーラム委員)
▼パネラー
田中(貴邑)冨久子 さん
 (生理学者、医学博士)
宇津木妙子 さん
 (全日本女子ソフトボールチーム監督)
野田順子 さん
 (精神科医、ウィスパーハッピーサイクルフォーラム委員)

ウィスパーハッピーサイクルフォーラム委員である産業医の荒木さんをコーディネーターに、精神科医の野田さん、講演者の田中さん、宇津木さんに参加していただいたパネルディスカッション。テーマは「もっとハッピーサイクルにするために」です。女性の精神・肉体両面から見たサイクルの働きと役割について、それぞれの専門分野の知識と経験が交差し繰り広げられた、トークの模様をご紹介します。

密接につながるメンタルヘルスとハッピーサイクル
荒木: ハッピーサイクルの4つの時期のうち、特に「リセット期」と「キラキラ期」は女性にとって非常に大切な時期だと、改めて感じました。名前もとっても素敵ですよね。「アンバランス期」といった時期についても、あることが当たり前のこととして認め、どのようにして色々な場面で使いこなすのかというのが大変重要だと思います。まず、精神科医でいらっしゃる野田先生に、女性のメンタル面と4つのサイクルの関係についてうかがいたいと思います。
野田: 月経前である「アンバランス期」には、月経前緊張症(PMS)のように精神的に不安定になることがあります。逆に、「リセット期」から「キラキラ期」にかけてエストロゲンが増えてくると、女性のメンタル面はとても安定してきます。女性のメンタル面には女性ホルモンが非常に影響を与えている、女性はエストロゲンに守られているといえるのです。
荒木: 野田先生も治療に際してはサイクルに注目しているのでしょうか。
野田: そうですね、女性の患者には、必ず月経周期と、現在の時期については確認して治療しています。うつの方でも「リセット期」「キラキラ期」に入ると、抗うつ剤を多少減らすことが可能です。月経前緊張症(PMS)などアンバランスな時期も女性にはありますが、リセットしてキラキラしていけるんだ、という気持ちでハッピーサイクルを送って欲しいですね。
荒木: まだまだ世の中では「月経」をネガティブに捉えていますよね。ところが、それを「リセット期」と名前を変えたことで、何か次に新しいことが始まるような、いい予感のようなものに置き換えられた、という話をゲストの小雪さんがおっしゃっていました。そんなふうに、「アンバランス期」に落ち込んでいても、次に新しい夜明けが来る、というような感覚で患者さんにお話しするといいのかもしれないですね。
スポーツ指導も、サイクルを考慮すべき
荒木: 女性のカラダとサイクルについて、宇津木さんからお話を伺いたいと思います。トレーニングを行なう時、女性という点に特に着目したトレーニング法などには考慮なさっているのでしょうか。
宇津木: 私の場合は生理中でも甘えさせません。だからこそ、怪我などが怖いので、トレーナーと相談しながら選手の身体情報をつかみ、その日練習をさせるかどうかなどを判断します。練習させるなら、ハードなノックを普段よりも少し弱めにしてあげるなど、選手各人のサイクルを考えながら指導しています。
荒木: やはり月経は精神面だけでなく肉体面にもかなり影響があるわけですね。働く立場としては、重要な契約時にはなるべく「キラキラ期」に、といった発想も大事になるような気がします。試合やオリンピックの時などにもそんな考えはいいのではないでしょうか、宇津木さん。
宇津木: 月経周期は精神状態で変わることがありますから、上手く調整できて「キラキラ期」に当てはまると、選手たちもさらにパワーが出ていい結果が出るのではと思いますね。
BACK
1/2
NEXT


今わたしは何期?
次の月経開始日や排卵日の予想も。

ウィスパーハッピーサイクルチェック
ハッピーサイクルチェックはこちら >>>

  働く女性はココロとカラダのサイクルに気づいている?/ウィスパーハッピーサイクル研究所
  私のハッピーサイクル/小雪 さん
  スポーツ選手のハッピーサイクル/宇津木妙子さん
  ハッピーサイクルをつくりだす女性の脳/田中(貴邑) 冨久子さん
  パネルディスカッション「もっとハッピーサイクルにするために」

Back
過去の記事はこちら<<<Back Number