腟は、トイレットペーパーの芯をぺチャンとつぶしたような形をしていて、その奥に子宮があり子宮を支えています。外界と子宮をつなぐ道です。その入り口(腟口)にあるのが処女膜。入り口にあるフリルのついたカーテンのようなもので、腟を外界から守るためのカーテンと考えて下さい。張りつめた1枚の膜を想像するかもしれませんが、粘膜のひだ(処女膜)で囲まれた小さな穴(腟口)があって、月経血やおりものはここから出て来ます。指1本入らないくらい狭い人や、性交体験がないのに伸びのよいひだで楽に指の入る人もいて、処女膜・腟口は個人差豊か。
処女膜が破れるという表現はよく使われるようですが、破れるというより粘膜のひだがちょっと切れる、裂けるという感じ。セックスの時、性行為が思いやりなく乱暴だった、あるいは緊張していた、静かにしてもらっても膜の伸びが悪かった等さまざまな理由で、傷つき出血することもありますが、治療が必要なほどの大事に至ることはごくまれです。
自分で、腟の入り口に指を入れ伸びがいいか、どのようになっているか確認してみましょう。上の口、口腔は自分で見て触れるでしょう、それと同じですね。自分の体をきちんと知って欲しいと思います。(回答:産婦人科医 堀口雅子)
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