毎日基礎体温を測っているとのこと、自分の健康状態を知るうえでとても大切なことですね。
ご存知のように、健康な成熟女性の場合、基礎体温は月経開始から排卵までは体温の低い状態が続く低温期、排卵後から次の月経開始までは体温の高い状態が続く高温期(約14日間)の二層を示します。低温期や高温期の体温が何度くらいになるかは個人差があって一概にはいえません。低温期に35℃台になる人もいます。高温期のあることを知らないで、月経前に微熱が出ると心配する人もいます。
大切なのは、何度になるかではなく、体温が低温と高温の二層にはっきり分かれていることです。二層がはっきり現れていれば、きちんと排卵していることがわかり、妊娠も可能です。基礎体温は測り方や体調によって変わってきますから、毎日の結果を気にするより、大きな流れとして見た時に二層になっているかを確認して下さい。
排卵期には体温が急に下がるものだ、私は下がっていないから排卵がない(排卵していない)と考えている人がいますが、これは大きな間違い。きゅっと下がっている日がなくても、温度差がある、つまり高温期があれば、排卵している証拠です。
高温期の長短、低温・高温の温度差も卵巣機能の状態を教えてくれます。これは、専門家に教えてもらいましょう。
基礎体温表にその日の体調や月経の量、持続日数、月経に伴う症状(月経前・月経時)、おりものの様子(排卵期に増加する)、鎮痛剤を服用したらその種類や量などを記入しておくとよいでしょう。(回答:産婦人科医 堀口雅子)
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