自分や自分の周囲がぐるぐる回っているかんじがするめまいは、回転性のめまいといい、吐き気をともなうこともあります。
私たちはふだん耳の中にある三半規管や耳石器からの信号、目からの視覚情報、筋肉や関節などから入ってくるいろいろな知覚情報を脳で統合して、自分の運動や姿勢を判断しています。しかし、これらのどこかがうまく働かないで誤った情報が伝えられると、情報間のアンバランスが起こって、めまいを感じます。ですから、めまいは貧血のせいではなく、これらの器官のどこかに問題があると考えられます。早めに耳鼻科を受診して下さい。めまい外来を設けているところもあります。
もう一つ、めまいの原因でよくあるのが、脳貧血です。姿勢の変化に応じて、自律神経は全身にいく血流を調節します。急に立上がった時、脳にいく血流の調節が上手くいかないとくらくらっとめまいを感じます。これを血が足りない、貧血のせいだと心配する人もいますが、血液検査をしてみると結果は正常。ふだんから血圧の低い人に多く見られます。これは脳貧血といわれ、自立神経の調節不十分な場合が多いので、ゆっくり立ち上がるなど自分の動作に注意することが必要。
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