昔は学校の初経教育で、月経は将来赤ちゃんを産むためのもの、と説明していました。確かに、男性は妊娠させる、女性は妊娠するカラダの仕組みをもっていますが、現代は産む・産まない・産めない、いろいろな人がいていいのだ、と変わってきています。産みたいのに産めない人は辛いかもしれません。産まない人の中には、何か、今までの生活歴の中でマイナスのイメージがあるのかもしれません。でも、そのイメージも、何かをきっかけに変わることもあるでしょう。
妊娠の問題は別として、月経は健康のバロメーターとしてとても大切です。月経の記録(周期・何日続いたか・経血量・気分など)や体調を記録して、卵巣が正常に働いているかどうか、自分でチェックしてみてください。そうすると、卵巣の働きが全身の健康と深くかかわっていることが実感できると思います。排卵や月経がきちんとあることは、成熟した女性として、全身の健康維持がうまくいっているしるしなのです。前向きにとらえて欲しいと思います。(回答:産婦人科医 堀口雅子)
|